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秋の行楽シーズンを控えJR東日本水戸支社は、10月1日~11月30日の61日間に運行する臨時列車計98本の概要を発表した。チケット販売はいずれも運行の1カ月前から。車窓から色鮮やかな紅葉の眺めを楽しめるほか、「食欲の秋」「スポーツの秋」を満喫できるラインアップとなっている。
同支社によると、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)のコキアが鮮やかに色づくのに合わせ、勝田(同市)と高尾(東京都)、大宮(埼玉県)、平塚(神奈川県)、君津(千葉県)の各方面を結ぶ「海浜公園コキア号」、仙台(宮城県)方面と勝田を結ぶ「ひたち92号(赤色ふわもこコキア号)」の直通臨時特急列車を運行する。
水郡線の紅葉時期となる11月3、4日には、水戸と常陸大子(茨城県大子町)を結ぶ「風っこ紅葉回廊(かいろう)号」と「風っこ奥久慈夜メグリ号」、11月11、12日には、郡山(福島県)と常陸大子を結ぶ「風っこ水郡線紅葉号」を増便する。
同支社は「トロッコ列車の『びゅうコースター風っこ』の開放感あふれる車両から、車窓いっぱいに広がる久慈川の渓流や山々の紅葉を楽しんでもらえたら」としている。
「水戸黄門漫遊マラソン」が開催される10月29日には、出場、応援、観戦などに便利な東京都心発着の臨時特急列車5本(品川発勝田行き「ときわ」35、37、39号の3本と、勝田発上野行き「ときわ」42、44号の2本)を運行する。
また「大洗あんこう祭」(11月19日)では、帰宅時に便利な臨時特急列車「ときわ98号」を増便する。「土浦全国花火競技大会」(11月4日)では、臨時の特急2本と普通の上下6本を増便(延期の場合は開催日に運行)し、特急「ひたち17号」では11月4、5、18の3日間、土浦駅(茨城県土浦市)で臨時停車する。
このほか品川、東京方面から茨城県笠間市周辺のゴルフ場利用に便利な「ひたち1号」を期間中の土日祝日、友部駅(笠間市)に臨時停車する。